初ヨーロッパ イギリスに行ってきた

旅行

今月初めてイギリスにいってみたのでその時のことを書いてみたいと思います。

第一印象

アメリカとあまり変わらない

飛行機を降りてしばらくしてから思ったのが、雰囲気がアメリカとあんま変わらないってことです。人の見たも変わらないし、しゃべってる言語も同じだし、ここはミネソタ州だよとか言われたら「ふーん、そうかぁ」と思ってしまうかもしれません。

イギリスハウスが沢山ある

イギリスハウスっていうのは下の画像みたいなレンガ造りの建物のことですね。もともとイギリスの家はこんな感じだってのは知ってたんですけど、ほとんどレンガ造りで茶色い家でした。実際に見るおおイギリスハウス!ってなりました。

Edith Avenue in Moss Side
カヤちゃん
カヤちゃん

「イギリスハウス」っていうのは正式名称じゃなくて筆者が勝手にそう呼んでるだけね。

グリーンベルトに感動する

ロンドンのヒースロー空港から郊外に向けて走っていると、景色が一面森になりました。近くに公園があってちょっと木が生えているという感じではなくて、結構本格的な森です。なんでこんなものがあるんだろう?と考えていたら、昔どっかで読んだ大ロンドン計画のことを思い出しました。

ロンドン地域を同心円状に、内部市街地-郊外地帯-グリーンベルト-周辺地帯と捉えている。中心部の既成市街地では一定の高人口密度を認めるが、郊外地帯では人口の過密を抑制し、その周辺の都心から20~30キロ圏はグリーンベルトとして開発そのものを抑制する。

wikipedia 大ロンドン計画

グリーンベルトは市街地を囲みこむことで郊外の無秩序な開発を抑制してるってことですね。個人的にこれは素晴らしいと思いました。都会暮らしでも近くに自然があるとQOLが上がりそうです。

ロンドン市内

トラファルガー広場

ライオンいた MGMグランドかな?

イギリス艦隊がスペイン・フランス連合艦隊を打ち破ったトラファルガーの海戦を記念して作られた広場です。ロンドンはこういった戦争にまつわる記念碑とか銅像が沢山あって、「これが戦勝国かぁ~」って思いました。イングランド王の紋章に描かれているライオンの像もたくさんありました。
イギリス人も自国の歴史を誇りに思っているようで、なんかの記念碑(今調べたらGuards Memorialという戦没者を追悼するものでした)に座っていた観光客が「そこに座らないでください」と注意されていました。

近衛騎兵連隊博物館

かっこいい

トラファルガー広場からビッグベンの方角に歩いている途中にたまたま見つけました。Youtubeで見てイギリスにこういうものがあるとは知っていたのですが、どこにいるのかは知らなかったので偶然見つけて感動しました!11時からの交代式もたまたま見れたので良かったです~。Youtubeではあまりに馴れ馴れしい観光客が近衛騎兵に怒鳴られているのを見たので、騎兵が歩いているときは進路の邪魔にならないようにしたりと緊張感がありました。

ウエストミンスター宮殿とビックベン

civ5で建てたときのほうが感動した

ロンドンといえばビッグベン!と思っていたのですが実際に見てみると思ったほど感動は無かったです。まぁこんなものかという感じ。夜に見たほうが感動するのかな。私が行ったときはとにかく観光客が多かったです。

チャイナタウン

お昼はチャイナタウンのほうに向かいました。行ってみて感じたのがロンドンのチャイナタウンは綺麗ということですね。アメリカのチャイナタウンとかは匂いがやばくてなんか不潔なイメージありますけど、こっちはそんなこと無かったです。観光客がかなり多い感じだった。カジノが沢山あって、それはべつのところで書きたいと思います。

有名な詐欺をみて感動

私がヨーロッパに来る前のイメージの一つに「詐欺が多い」っていうものがあったんですよね。私が知っている詐欺の手口をあげると、(名前は全部適当)

  • 無料恐喝詐欺ー無料かなと思ってCDとかリストバンドをもらうと、寄付という名目でお金を請求される。いらないから返そうと思っても向こうが受け取らず、攻撃的になる。
  • 賠償詐欺ー好意と偽って通行人に高級な衣服をプレゼントする(実際は価値がない)。数分後、間違えて渡してしまったのでやっぱり返してくれという。その中から傷やシミを見つけ出し(もともとついてる)、賠償を請求。
  • 寺院寄付詐欺ー僧侶の格好をして新しい寺を建てたいからお金を寄付してくださいと言う、当然そんな事実はない。

こんなところですかね。あとスリが多いとかね。実際に行ってみるとそこまで詐欺が横行しているとか治安が悪いとかいう感じはなく、(イタリアとかフランスの観光地のほうがやばいのか?)少し期待外れでした。ヨーロッパの治安の悪いというのはSNSなどで過剰に報道されているのかな、なんて思っていたら実際に詐欺が行われているところを目撃することができました!ウエストミンスターからウォータールーのほうへ橋を渡っているとなにやら人だかりが。。。そして足元には三つのコップがありおっさんがそれを素早く動かしている。。。私はすぐにこれが有名な詐欺だとわかりました。cup and balls scamとかshell game scamとか調べれば出てくると思いますが、ボールがどのコップに入っているか?をあてるゲームです。参加料がとられて、当てたら倍が返ってくる、そんな感じでしょうか?まぁ実際はどのコップにもボールは入ってないので絶対に勝てないんですけどね。詐欺師側もうまくて、最初の安い金額で賭けているうちはわざと負けたりして、相手が大きく賭けてきたときに(大きく賭けるように周りのサクラが扇動する)ズルをする。文句を言いたくても周りの観客はみんなサクラなので、言い争いになっても勝てないです。実際に私もカモられている人を見ました。怖くて写真は撮れませんでしたが。調べてみると橋の上でやっているケースが多いらしいです。橋の上は取り締まりが甘いとかですかね?

テムズ川は水が汚い。上海の外灘思い出した。

ロンドン郊外

ウォーキング

歩くという意味ではなくで場所の名前ですね。綴りはWoking。ロンドン市内から急行列車で30分ほど、駅前は小奇麗な店がまとまっていたりショッピングモールがあったり、そこから少し離れると閑静な住宅街って感じです。東急とかの急行停車駅にありそうな感じ。アメリカにはこういう街って全然ないので割と新鮮に感じました。駐車場ドーン!!って感じですからねアメリカさんは。

itsu

全然知らなかったんですけどイギリスではそれなりに流行ってるっぽい日本食チェーンです。全部で77店舗あるらしい。安いし気軽に食べられて味もそこそこ、ということで二回も行きました。店員と会話せずに注文できるのはコミュ障にはありがたい!!
一回目は照り焼きチキン丼を頼みました。8ポンドくらいだった思います。具の下には玄米風のものがあります。味はまぁ普通かなぁ。スプーンが紙製で食べにくかった。カフェでストローもらった時も紙製でした。ふやけて最悪でした。イギリス君ここ何とかして!!いちおう健康的らしいのでそこは良かったです。

どこからどう見ても日本食

二回目はスシを食べました。前回夜に行ったときはガラガラで「全然流行ってないやん」と思っていたのですが、この日お昼に行ったら行列ができていて普通に混んでました。スーツケース持ってるし空いてるところでゆっくり食べようという私の希望は砕かれました。

味は全く期待していなかったのですが普通においしかった。日本のスーパーに売ってるパック寿司と遜色ないレベル。写真でかっぱ巻きだと思ったものはアボカド巻きだったけど。ついでにNagano Valley Miso Soupという名前の付いた味噌汁も注文。アプリで会員登録をすると無料になるらしいが私は普通に購入した。飲んでみたらマルコメのインスタント味噌汁の味がする。寿司と味噌汁の組み合わせって最高だなと思いました。いままで以上に日本を感じる。これで合計約13ポンド、イギリスの中ではコスパはいいほうだと思った。

こっちではThank you for your custom.っていうのか 

フィッシュアンドチップス

イギリスを代表する食べ物といえばフィッシュアンドチップス。白身魚のフライにフライドポテトが付いたやつです。Mushy peaというすりつぶした豆みたいのも付いてくることが多いらしい。今回はMorrisonsというスーパーのフードコートの中でいただきました。個人的に面白いなと思ったのが、お茶を頼んだらティーバッグがもらえて、自分でそれをティーポットに入れてコップに注いで飲むっていう仕組みだったことですね。ここはお茶にこだわりがあるイギリスらしいなと思いました。

ミックス&マッチ

イギリスのマクドナルドでは”Mix N Match”というキャンペーンをやっていました。内容は写真のなかの商品を三つ選んで三ポンド(現在約568円)というもの。これめっちゃコスパ良くないですか?チーズバーガー2つとサラダを選んで、サラダの中身を挟むみたいなことも可能です。

カヤちゃん
カヤちゃん

アメリカのマクドでは最近サラダがなくなったみたいだけど、こっちにはまだあるのね。

空港とか飛行機とか

ラウンジ

プライオリティパスでヒースロー空港のアスパイアラウンジが利用できました。広かったし、食事がかなり充実していて良さそうでした。私はホテルで食べたので食べませんでしたが。

機内

15時間くらいのフライトだったのだが、私は行きも帰りもエコノミークラス。行きは隣の席が空いていたので問題無かったが、帰りは隣にイギリス人のおっさんがいてマジできつかった。前のアメリカ人のB〇Aはめっちゃ席倒してくるし。エコノミークラスは本当に周りの乗客で快適性が全然違うと思う。
さらに、客室乗務員の方が私の隣で機内食を通路にぶちまけてしまってマジで気まずかった。こういう時どういう反応すればよいのだろうか。

こういうゲームがある飛行機は今の時代めずらしい。

まとめ

アメリカと似た国ながらも所々に違いがあってそこは興味深かったです。私の感じた主な相違点は二つで、一つはイギリスは長い歴史のある王国なので王朝にまつわる地名や記念碑が非常に多い。二つ目は鉄道が割と交通の基盤になっているということです。ここまで読んでくださりありがとうございました。

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