イギリスで泊まったホテルとその間の移動

旅行

ダブルツリー ウォーキング

ロンドンから南西に35kmほど行った所にあるウォーキング(Woking)という場所にあるダブルツリーというホテルに泊まりました。

ダブルツリーって?

ダブルツリーとはヒルトングループに属するホテルです。数あるヒルトングループのホテルの中では中堅クラスといったところでしょうか。他のグループから買収されたり、フランチャイズで運営されているホテルが多いので質には結構バラつきがあるみたいです。宿泊すると大きめのクッキーがもらえるのがこのブランドの特徴です。2012年に日本上陸して以来、2024年3月には京都駅前にオープン、5月には大阪城前にと日本でも少しづつ勢力を伸ばしています。

カヤちゃん
カヤちゃん

近年のインバウンド増加の影響かもね。

部屋とか

アメリカのヒルトン系列の広い部屋と比べると、部屋はコンパクトに感じました。日本のビジホとかとおんなじくらいかも。イギリスも特に国土の広い国では無いので、広さの感覚は日本とそこまで変わらないのでしょうか?アメニティとしては、バスタブはありましたが冷蔵庫は無かったです。眺めは向かいに無機質な建物の壁が見えるだけでした。

Bar92

Lemonadeと書かれた上にイギリス王室の紋章がある

ホテルからウェルカムドリンクをもらいました。チケットが渡されて、それをホテルの中のバーに持っていくと好きな飲み物と交換できるという仕組みです。ソフトドリンクから、カクテルやビールなどのお酒も選べます。アサヒのイギリスHQが近くにあるので、アサヒビールも頼めます!私はお酒に弱いので炭酸水を頂きましたが、バーテンダーに氷とレモンをグラスに入れもらって飲むと非日常感が感じられて非常によかったです。

外観

外観。左側がホテルで右側はグーグルマップで調べたところアパートっぽい?なぜ二つの建物が繋がってるかは分からないけど。イギリスは一年中曇ってるイメージでしたが、この写真をみると天気いいですね。

内装

ホテルの通路。絵が飾ってありますね。ホテルの通路って無機質だけどホテルごとに結構違うので個人的には好きです。

フロントです。ゆっくりできそうなソファーが沢山あります。私もハウスキーピングをしてもらっている間ここでのんびりしたりしていました。数席だけでしたけど、充電しながら作業できるスペースもあります。
奥にはエレベーターがあります。イギリスは地上階が1階じゃなくて0階なのが面白いですね。「部屋が2階だから階段で行こう」と思ったら実際は3階だったので1階ぶん余計に登らねばならず、裏切られた気持ちになりました。イギリスと他国の人が「1階で待ち合わせね」とか言ってたらそれぞれ別の階で待ってたとかもありそう。

朝食

イギリスの朝食は「フル・ブレックファスト」と呼ばれているみたいです。一枚目に見える焼きトマトとか、二枚目の手前にある白身魚の燻製とかはイギリスの他ではあまり見ないと思います。白身魚は日本で食べる焼き魚と同じような味でした。フォークを使ってお皿に取る必要があったので、落ちないようにとるのが難しかったです。

周辺

ウォーキングの駅から徒歩5分くらいにあります。駅前の商店街と、それを囲む住宅地の境目にあるので、近くで食べる場所を探すのは困らないです。マックとかサブウェイみたいな有名チェーンからエスニック系のよくわからない店まで何でもあります。ホテルから一番近くにあるのが実際にそのよくわからない系の店でした。パキスタン料理の店で、外の壁にはパキスタン人のおっさんがイギリス人の政治家みたいのと会談している画像が大きく貼られています。
後々調べてみたらイムラン・カーンというパキスタンの前首相でした。
この通りイギリスもアメリカと同じで多文化社会になりつつあるのかなと思いました。アメリカはヒスパニックが多いですが、イギリスは旧英領のインド・パキスタン、アラビア諸国がマイノリティの出身地として多いように感じられました。イギリスでアジア人というと南アジア系のことを指すといいますよね。ホテルの周辺は歩いている人も多くて、治安の心配は無いように感じました。

移動編

イギリスから戻る前日は郊外のホテルから空港の近くのホテルまで移動しました。公共交通機関で移動したのでそのことを書きたいと思います。

Railair

まずは空港までバスで移動。利用したのはRailairという高速バスで、イギリスの郊外の駅とヒースロー空港を結んでいます。日本にもある私鉄のターミナル駅と空港を結ぶバスと似ている。チケットは事前にwebで出発時刻を指定して購入しますが座席指定ではないので乗り遅れても次のに乗れるみたいです。

バス停はこんな感じ。左側のレンガ造りの建物が駅です。反対側の出口が商店街があって栄えてる方で、こっちの出口は広めの駐車場があります。駅まで送りに来てる車とか、迎えに来てもらっている人などを眺めながらバスが来るのを待っていたのですが、時間通りに来ない。海外は電車やバスが時間通りに来ないのは有名な話ですが、空港行きのバスもダメみたい。海外で公共交通機関を使う予定がある方は、時間に余裕をもって計画した方がよさそうです。
私もラスベガスでホテルから空港までバスで行こうとしたことがあるのですが、乗り換えのバス停で待てども待てどもバスが来ない、そして飛行機の出発時刻が刻々と迫ってくるという絶望的な体験をしたことがあります。

30分以上遅れてやっと来ました。バス停には20人ほど待っていたかな。空港行きのバスなので、荷物を預けることが出来ます。預ける時にどこのターミナルまで行くか聞かれて、目的地についたら回収という流れです。

車内はこんな感じ。テーブルや読書灯もついてるみたいです。USB充電ポートがあったけど、つないでみても充電できなかった。壊れてたのかな。。。

グリーンベルト。結構な森ですよね。ここからロンドン・オービタルという圏央道みたいな市街地を囲みこむ環状線を通って空港の方向へ向かいます。

車窓から羊が見えました。毛織物工業はかつてイギリスの一大産業だったみたいです。かつてのイギリスの覇権を支えていた羊と考えると感慨深いですね。

空港のバス停

30分弱乗って無事にヒースロー空港第五ターミナルに到着。ここでバスに乗り換えです。私の行きたいホテルに行くには二通りあって、一つ目がHotelhoppaという空港とバスを直で結ぶバス、もう一つがただの路線バスです。一つ目のHotelhoppaはホテルの目の前で降ろしてくれるかわりにかなり高い、二つ目の路線バスはホテルから少し離れた場所で降ろされるかわりに半分以下の運賃って感じです。今回は時間の兼ね合いで安い路線バスで行くことにしました。

バス停どこ??って感じでしたけど普通に地上階にありました。バスがひっきりなしに行ったり来たりしていて忙しい感じです。グーグルマップの乗り換え情報によると私の乗りたい5号線は8番線から出発するみたい。正直言ってバス停に書いてある標識的なものを読んでもかなり分かりにくかったのでちゃんと来るか不安でした。

5号線ちゃんと来た!一安心。

イギリスの路線バスはこうやってクレジットカードをかざして払うのが主流みたいです。

車内。普通にきれいですね。

ホテルの最寄りバス停で下車。降りるのは私だけでした。このルートでこのホテルに来るのはあまり想定されていないのか、歩道のないところを歩かなければなりませんでした。

ヒルトン ヒースローエアポートターミナル5

無事に到着。この日はイギリスらしくどんよりとしていますね。その雰囲気の中を飛行機が轟音をたててひっきりなしに通り過ぎていくのが印象的でした。

部屋

ダブルツリーと比べると広々としていますね。空港近くのホテルということで、窓に防音対策がされていたり、各国のコンセントが使えるようになっていました。

部屋からの眺め。牧歌的な風景ですが、飛行機の騒音もあって外を歩いている人はほとんどいなかったです。近くには空港関連の物流センターの倉庫が沢山あって、そこでは移民風の人たちが頑張って働いていました。

内装


フロント。高級感があっていい感じです。高い壁には内向きの窓がいくつかあって独特な雰囲気です。リミナルスペースとして有名なホテルもここの近くにあるみたいです。

リミナルスペースというのは何となく不気味な感じがする人工的な建造物のことです。上の画像はリミナルスペースとして有名なHoliday Inn Express London Heathrow T4というホテルの内装ですが、なんとなく独特の雰囲気がありますね。内向きの窓と天井が不気味さを醸し出しています。防音のためのこういう構造なのでしょうか?

ラウンジ

エグゼクティブラウンジの中です。飲み物や軽食を食べることが出来ます。ホテルの周辺に何もないこともあって、ここで夜ご飯を済ませる人も多いように感じました。

望遠鏡が置いてあって、覗いてみたらなにか遠くの方に遺跡のような、古そうな建物が見えました。グーグルマップで地図の方向を見てみるとウィンザー城があるっぽい。ウィンザー城とはイギリスの王室が週末を過ごす場所だそうです。

まとめ

イギリスの空港バスや路線バスに乗るというのは人生初の経験で不安もありましたが、特に問題もなく目的地に到着できてよかったです。しかし空港行きのバスが遅れてくるというのはすこし想定外でした。他の記事に書こうと思いますが、イギリスの長距離列車に乗った時もダイヤが乱れすぎててカオスになっていたので、時間通りに公共交通機関が来るという日本の感覚でいると困ることがあるかもしれません。

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